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登山と高山病

山に登ったことのある人ならば、高山病について一度は耳にしたことがあるでしょう。

高山病は標高の低い場所から、高い場所に一気に上がると起きます。
例えば高山バスやロープウェイなどで数千メートルを数十分で登ったり、ハイペースで登山したりすると起きやすい。
普段標高の低い場所で生活している人がなりやすく、普段から標高の高い場所で生活している人はなりにくい。
なのでエベレストなど標高の高い山に挑戦する人は、高山で数週間生活してからトライするという。

高山病の原因については色々あるのですが、分かりやすいのは標高の低い場所で買ったお菓子の袋が、高山へと持っていくとぱんぱんにふくれてしまうアレ。
高山に登ると気圧が低くなるため、空気が膨張してしまうわけですね。
あの変化が、体の中で起こっていると思って良いでしょう。

なので台風が接近して気圧が低下したときに、偏頭痛は吐き気、関節の節々が痛むといった症状が出る人は、高山へ登る際に高山病のリスクが普通の人より高いといえる。

また、高山は酸素が少ないために酸欠状態となりやすい。
酸欠は酸素缶を持っていくことである程度は楽になると聞きますね。
ただ基本的に歩くペースを落とし、酸素消費量を抑えること。

[酸素缶。高山へと挑む際は持っていくと良い]

また、高山へと登ると下界とは違い、強い紫外線や暑さ/寒さ/風により体調を崩しやすい。
これらが複合的に重なり、高山病を発症すると言うことですね。

高山病の症状としては、頭痛・吐き気・目眩など。
私の場合、眼圧が高まり網膜に負担がかかるのか、視界に黄色のリングが出てきます。

私は以前、乗鞍岳に行った際に高山病になりました。
その日は午前中、マウンテンバイクの大会が開催されており、あいにく始発のバスは午後1時からでした。
私は2時間ほど待ち、始発のバスで乗鞍の畳平まで行きましたが、その時点で午後2時。
帰りのバスが17時発なので、3時間で頂上まで登り、帰ってこなければならない・・・。
そんな状態でしたから、14時にバスを降りて直ぐ、半ば駆け足で山頂に向かいました。

途中、山小屋のあたりで体調を崩し、ひどい目眩と頭痛を生じ始める・・・。
上で述べたように目の前に黄色の光るリングのようなものが見え始めたとき、「あ、これは高山病だ」と思いました。
すぐその山小屋のベンチで横になり、30分ほど休憩したら体長は改善しましたが、それでもやはり吐き気は多少残っていたように思います。

このように、高山病の症状が出始めたら,すぐに休憩すること。
気圧と酸素の関係が大きいですから、少し下山して高度を下げることで楽になります。
あまりハイペースでの登山は高山病のリスクが跳ね上がる、ということですね。
激しい運動をすれば、血液中の酸素濃度が急激に低下するので、やはりマイペースで登山すべきでしょう。
乗鞍は大変登りやすい山だけにオーバーペースで登ってしまったのも高山病の原因の一つ。
あのときは行き帰り3時間、という時間制限があったために無理をしましたが、こういう無理をしないで済むように、時間には余裕を持って起きたいところです。

高山病になりやすい人は、お医者さんにいって「ダイアモックス」という薬を事前に頂いておくこと。
この薬は高山病用の定番の薬だということです。




車中泊と高山病について。

エベレスト等の標高が非常に高い山に行く際は、富士山などのある程度標高の高い山で身体を慣らすようですね。
酸素が薄く、紫外線や強風・身体の冷えなど過酷な状況にある程度身体を慣らす訓練をする訳です。
その中でも重要なのが気圧で、高所に行けば行くほど気圧が下がる訳ですが、この気圧に身体を慣らすというのは中々難しいもの。
時間をかけてゆっくりと、低い気圧にならしていくのが原則です。

なので早めに現地入りし、登山口で車中泊をしてから登り始めた方が、気圧低下に起因する高山病になりにくい。
登山当日の朝に登山口についてから、すぐ登り始めると、気圧の低下に身体が慣れておらず、高山病になりやすいという仕組みです。

登山をする方は、車中泊になれておいた方が良いでしょう。
宿に泊まるよりもお金かかりませんしね。






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