滑落の危険性

登山で最も怖いのは、滑落することですね。

山からころげ落ちる動画
かなりショッキングな動画ですから、閲覧注意。

足を踏み外し谷底へ真っ逆さま・・・とうてい、無事では済まされません。
よくて骨折、悪くて即死。
当然夏山よりも雪が積もっている冬山で起きる可能性が高いのですが、夏山とて安心はできません。

山頂から少し下ったあたりの地面は、2cm以下の細かい石が敷き詰められているような状態になっていることが常。
この地面は大変滑りやすく、注意が必要ですね。
私が乗鞍岳を登頂した際、山頂から帰る際に4回も足を滑らし、お尻を地面についてしまいました。
たまたま近くにいた山ガールに笑われたのは、ある種のトラウマです。

DSC_1618

<<1
[乗鞍の山頂から少し下ったところ。あたりが細かい石で敷き詰められており危険。]

また特に足を滑らしやすいのが、雨の日。
雨の日は地面がぬれており、特に登山道がある程度整備されている場合、木製の階段が滑りやすくなります。
表面が荒れているような木ならばまだ抵抗がありよいのですが、登山者に幾度となく踏まれ、表面が磨かれているような木や岩の場合、とても滑りやすいので注意が必要。
雨の日の下山の際は、「この岩・木は大丈夫だ」とよく足下を確認しながら足をついていくこと。
決して急ぎ足にならぬよう、ゆっくり降りる。

<<2
[こういった木製の階段は、登りは歩きやすいが下りは滑りやすく危険だ。]

DSC_0377

また、晴れた日でもぐらぐらと動きやすそうな岩の上に足をつくのはNG。
揺れそうな岩はぱっとみただけで大体分かるので、そういう岩には足をつかない。
表面が丸っこい岩はぐらつきやすく、表面がまっすぐな岩は安定している。
なので基本、上から見て表面がまっすぐな状態の岩に足をつくようにする。

また、転ばぬ先の杖、トレッキングポールも活用しよう。

トレッキングポールは基本、2本使用する。
1本よりも2本の方が当然安定します。
下山の際は登山の際に使用しているときよりも若干長めになるようにポールを伸ばすと吉。
トレッキングポールをつく場所もよく考えなくてはならないですね。
滑りやすい石の上よりも、地面についた方が安定する。
また、トレッキングポールに体重を預けきる事は危険。
あくまでバランスを取る目的で使用する程度にすること。


滑落の危険性がある場合は、重心をやや後ろにした方がよいと思う。

というのも、前のめりに倒れると弾みがついて転がり、滑落を止める術がない。
後ろからお尻をついて倒れた場合、前に倒れたときよりも状態が安定しており、トレッキングポールや手袋を使用して勢いを止めることができる。

上の動画のように、前のめりに倒れ込んでそのまま谷底へ転がり落ちてしまうと、まず助からないと感じました。

astora
  • astora

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です