火山での対処

日本は火山大国で、いつ噴火するか分からない山が沢山ありますね。
私は2014/9/20に御嶽山に登ったのですが、その一週間後に御嶽山が大規模噴火を起こしてしまったので、私に取ってはかなりタイムリーな話題な訳です。
(この記事を書いているのは、2014/09/28で、27日に御岳が大規模噴火をおこしました)

とにかく、活火山に向かう際には気をつけておかなければならないことがあります。

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●硫化水素ガス
硫化水素は以前、特殊な薬品の組み合わせにより硫化水素を発生させ、自殺を図るという痛ましい事件が多々起きました。
一呼吸で命を落としてしまうほど非常に危険なガスで、活火山の周辺ではまれに発生することがあります。
活火山で登山が可能になっている阿蘇山などでは、特殊な機械で硫化水素ガスを検知し、発生が確認されたら特殊な警報で警報するようになっているとのこと。
この警報を聞いたら、速やかにその場を離れるように。
また、山のホームページで硫化水素ガスの発生状態を確認できる場合もあるので、事前調査はしっかり行ってください。

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阿蘇山ロープウェイ
↑上は阿蘇山ロープウェイのサイト。硫化水素ガスの発生状況により、頻繁に火口付近が立ち入り禁止となります。


●火山灰
火山は噴火と共に、大量の火山灰と火山弾をまきちらします。
火山灰は石が解けて粉状になったもので、あの悪名高き石綿と同様に細かい針状の粒子で形成されています。
細かい針状になったガラスですから、吸い込めば肺機能に重大かつ継続的な影響をおこします。
御岳噴火の被害者の話を聞いていると、噴火と同時に大量の灰があたりを包み込み、視界は0(ゼロ)。
と同時に息ができず、その場にうずくまることしかできなかった、とのことでした。
考えられる対策としては、ハンカチやタオルなどで口元・鼻元をふさぎ、灰の粒子が肺に入り込むことを防ぐこと。
当然ですが近くに山小屋があったらすぐに入る。
めがねをもっていたら着用し、目に灰の粒子が入り込むことを防ぐ必要があります。
灰の粒子は細かい石の粉ですから、目に灰が入り込んだ場合は決して目をこすってはならない。
サンドペーパーで目の表面をこするような状態になります。
すぐさま流水で洗い、医師の診断を受けるべきですね。

また、火山灰が車に付着してしまった場合、すぐに洗車しないと固まってしまいますので注意が必要ですね。

その際はできるかぎりコンプレッサーやブロワーを使用した高圧のエアーで灰を吹き飛ばすことが理想。
その後、高圧洗浄機で徹底的に火山灰を吹き落とすこと。
その後、十分にぬらしたスポンジと、十分に泡立てた洗剤を使用してやさしくなでるように洗車していく。
ここで力を入れると塗装面に傷が付いてしまうので注意が必要。
決してやってはいけないのは、いきなりホースで水をぶっかけること。
火山灰はセメントの原材料みたいなものですから、こべりついて取れなくなってしまいます。


●火山弾
火山の噴火で恐ろしいのは、大小様々な石・軽石・岩が天から降り注ぐことでしょう。
幸いなことに重量の大きい火山弾はそれほど遠くへは飛ばないので、火口付近にいないならばある程度危険性は薄れる。
ですが火口付近にいるならば1mを越えるような灼熱の火山弾が降ってくる恐れがある。
こんな火山弾が直撃したら、当然ひとたまりもありません。
こういった危険性のある火山の場合、火山校近くに避難用のシェルターがあることが多いですね。


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この画像は阿蘇山の火口付近ですが、非常に堅牢に作られた避難用のシェルターで、噴火の際の火山弾から身を守ることができます。
シェルターの上に石が沢山のっているのが印象的ですね。


御嶽の噴火の際、奇跡的に生き残った男性の証言では、熱風や灰が降り注ぎ呼吸が困難になったとのこと。
その際、うづくもって両手にはめていた手袋をマスク代わりにし、呼吸空間を作って耐えしのいだとのこと。

astora
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