登山と熊よけグッズ

熊に限らず、登山中は動物に襲われる危険性を一応は頭に入れておかなければなりません。

整備された登山道で、人のよく行き交うような定番の山ならば大丈夫・・・なんて思っていませんか?

私は過去に、乗鞍の山頂付近で熊とニアミスしたことがあります。
登山道を歩いていると、地元の関係者の人が「すぐ側を熊が通っていったので、急いでこの場を離れてください」と言われて青ざめました。
当時、私は熊よけグッズを何一つもっておらず、「熊に襲われたらトレッキングポールを振り回すしかないなー」と思いびくびくしながら下山したものです。

この経験から、私はとりあえず熊よけ鈴を購入しました。

熊よけ鈴はリュックサックに取り付けて、歩く度に鈴の音が響くものですね。
取り付けの位置によって音色が変わったり、うまく音が鳴らなかったりするので調整してみてください。
熊よけ鈴がなぜ有効かというと、基本的に本州に住むツキノワグマは臆病なので、人がいる場所に近寄ろうとはしません。
熊はとても耳のいい動物なので、熊よけ鈴の高らかな音がなれば、人間が近くにいる事を認識して近づいてこないと言われています。

熊よけ鈴の代用として、ラジオを鳴らしておくという方法もありますが、ラジオの音声は他の登山者の迷惑となるのと、常時音声が鳴り続けることで、音による異常の兆候を聞き逃してしまうという欠点があるのであまりお勧めはしません。

人があまり通らないようなマイナーな山ならばよい方法と言えるでしょう。


[携帯ラジオは誰も通らないようなマイナーな山への登山の際には、寂しさを紛らわす為にもよい。山は電波状況があまりよくないので高性能機種を購入しよう]


北海道に住むヒグマは積極的に人間を襲うこともあるようです。
人間のもっている甘いお菓子などの味を覚えた熊には、熊よけ鈴やラジオは逆効果とも言われています。

この場合は、熊よけスプレーなどの襲われたときに反撃できる装備が必要でしょう。

熊よけスプレーは1本10000円ほどもしますし、使用期限も5年~10年と限られていることから考えても、購入するにはすこし敷居が高い面もあるでしょう。
ですが北海道の山を登山するような場合は、もっておくべきでしょう。

また、強力な発光能力をほこる、シェアファイアーも熊に対する威嚇に効果があるといいます。

シェアファイアは自動車のライトほどの光を放つことが出来るハンドライトです。
タイプによっては省エネモードで手元を照らすのにも使えるタイプもありますから、普段使いにもよいですね。
山で迷い夜中になってしまったような時にも力強い味方になります

そのほか、熊に襲いかかられたとき「死んだふり」はやめましょう。
熊は人間が生きているまま内蔵を食べ始めるといいます。
接近戦になった場合は、熊よけスプレーほか、鉈などで積極的に反撃するか、口の中に異物を突っ込むなどで反撃しないと、そのまま食べられてしまうといいます・・・・。
恐ろしいことですね。

[剣鉈。うっそうと茂る山道で歩行に邪魔な枝打ちをしながら進むのに適している。熊との格闘になったら、剣鉈で顔面を狙い突き刺そう。]

北海道登山は複数人でグループを組んで行った方がよいかもしれません。

astora
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