遭難の危険性

この平成の時代にあっても、毎年遭難者が数多く出ています。
そのうち、不幸なことに亡くなる方もおられて心が痛みますね。

「自分だけは大丈夫」とろくな装備も保たず高山に挑み、レスキュー隊のお世話になるという事だけはないようにしたいですね。

遭難を防ぐためには、登山道に印してある様々なマーキングや登山道範囲をよく確認していく必要があります。

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登山道にはロープが張り巡らしてある場所もあります。
画像は御岳の山頂付近。
要するに「ロープの範囲外には出るな」という事です。

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<<2
平常時はよく見えるロープですが、ガスってくると確認しづらくなってきます。
また、この写真の中央には↑のマークがあります。
分かりますか?
まだこれはガスの濃度がそれほど高くないので分かるでしょうが、実際は数メートル先も見えない、というような状態になることも。

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<<3
正解はこれ。
このように、正しい登山道には矢印のマークや○マークが付けてある。
逆に間違えやすいルートには×のマークでこれ以上行くな、という警告がしてある場合が多いですね。
やはり晴天時には見やすくても、雲や霧がかかってくると見落としやすいので注意してください。


まず遭難したら、山頂・尾根を目指して登っていくのがよいとされています。
山頂はは必ず一カ所ですが、麓は大きく広がっているため迷いやすいためですね。
また下手に森林の深い場所に入り込むと、電話などの通信機の電波が通じづらくなる傾向にもある。
携帯電話や無線機を所有しているのならば、警察へ連絡する。

分岐路や目印のある場所で、救助隊を待つことが重要。
むやみやたらと歩き回れば、更に道に迷ってしまう。
遭難し、日暮れを迎えた山の中では、町中では味わうことのできない真の闇の恐怖を味わうことになるでしょう。

こういう時のために、ツエルト(簡易テント)を所有していると心強い。

[モンベル製ライトツェルト。500gを切る軽量な素材でできている。]

ツェルトは自立しないので、別途ロープとポールを入れておく必要がある。

[ロープは頑丈で人を吊す事ができる耐久性をもった、パラシュート・ロープを一緒に入れておこう。何かの時に必ず役に立つ。]

ロープをツエルトの上部に通し、近くの木にくくりつけることで、一応テントの形を成す。

このほか、トレッキングポールがあれば自立させることも可能だが、訓練が必要。
もしもの時のことを考えて、一度近場のキャンピング場で設置の訓練をしてみるのもよいでしょう。


また、もしもの時のために登山届けを提出する癖を付けよう。
登山届けは大抵の山の登山口付近に置いてあるので、自分の行動先と目的地・連絡先などを記入してポストに入れる。
事前に郵送やメールなどで届けることも可能だ。

日本山岳協会のホームページも一度確認しておこう。


持ち込める食料には限界があるが、水は各所で補給することが可能。
川の水を使用したり、朝露が葉についたのをなめたり。

怪我をして動けないときは、ホイッスルが役立つ。

決して大きな装備ではないので、ザックのカラビナにでも取り付けておこう。
救助隊が近くに来たら、ホイッスルを吹く、鏡などで太陽光を反射させる、ライトを点滅させるなどして、位置を知らせよう。


また、当人が怪我などで意識を失っている際、レスキュー隊の情報源となる情報を記載したSOSカプセルをホイッスルと一緒にザックに取り付けておくとよい。
これには事前に住所氏名や血液型など必要な情報を記載ておく。

もしもの時、生死を分けることになるかもしれない。


遭難したときは、自分の手持ちの道具を確認すること。
自分が持っている装備品で、この状況をいかに打破するかについて考える。

・レスキュー隊に目印となるようなものはないか
・カロリーを摂取できるものはないか(焼き肉のたれをなめて飢えをしのぎ生還した遭難者の話は有名)
などなど。

astora
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