登山の心得

雨の対処法

登山の心得

山の天気はとても変わりやすいですね。

午前中は晴天でも、午後は大雨と言うこともあり得るのが登山の恐ろしいところ。
なにはなくてもとりあえずはカッパを入れておけ、と言われるように、雨合羽は登山に欠かせないものですね。
100均一でうっているような普通のビニール雨合羽でも良いのですが、長期間着ているとだんだん蒸れてきて不快なことこの上ない状態になります。

この不快さは高温多湿の状態で雨にうたれればよく分かりますが、中々耐えられるものではないのです。
なので最近は蒸れにくくするために通気性が良く、かつ水をよくはじくゴアテックス素材を使用したレインスーツが売っていますね。
値段は1万円~とかなり高額なのですが、登山中に雨に降られると命に関わることからも、ここは出し惜しみするのは良くないでしょう。

私が所有している、モンベルストームクルーザー。
撥水性能が大変良く、少しの雨ならばほとんどはじいてくれます。
また、雨の中でも蒸れにくく、不快な思いをしなくてすむのでおすすめ。

また、ザック自体にかぶせることの出来るザックカバーも売っています。
所有されているザックの容量にあったザックカバーを購入し、必ず取り出しやすいところに入れておくこと。

具体的な雨の対策ですが、少しでも雨が降り始めたら直ぐにカッパを着て、ザックにカバーをかけること。
山の天気は変わりやすく、いきなり大雨に降られてしまう可能性もあるので、早め早めの対策が重要。

ザック自体の防水性能も重要ですね。
私が所有していたザックは防水性能がないものでした。
まぁザックカバーもってるし大丈夫だろう、と思っていたのですが、岩手県の魹ヶ崎灯台に向かう際に暴風雨に降られてしまい、ザックカバーの隙間から雨がバッグにしみこみ、重量が徐々に重くなっていった痛い経験があります。

なので、防水性能の高いザックを購入するのが良いでしょう。

雨に降られた場合は木の下に入るなど、極力体をぬらさないようにする。
経験上、真夏の8月でも大雨に降られ続けると、ゴアテックスの撥水性能が徐々に低下して蒸れてきます。
また体温が少しずつ低下していき、低体温症の危険性がでてきますので注意してください。
魹ヶ崎から帰る際の1時間半、雨に打たれ続けましたが、真夏の8月なのに体温は低下し危険な状態でした。

場合によってはツエルトやシートを広げて体が冷たい雨に打たれるのを避ける工夫をした方がよいかもしれません。
傘を持っていく人はあまりいないでしょうが、あればこういう場合便利。
ただ、山の上の雨というのは高度により、下から上に降ったり、真横から吹き付けたりするので、傘の効果は微妙と言える。

雨が降り始めるとやっかいなのが、蛭。
蛭の多い山では雨の最中に蛭が行動し始める。
彼らは木の枝の上に登り、下に動物が通りかかるや否や、落下して体に吸い付く。
また、地面から少しずつ近づいてきて足にも吸い付くのでやっかいこの上ない。
一度吸い付かれたらそのままにしておき、吸い終わるまで待つか、煙草の煙をふきかけるなどして取る。

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大雨になると川は増水し、沢付近は大変危険な状態になる。
画像のように、普段は簡単にわたれる小川でも、降雨時は大量の流水によりわたることが不可能になる。

上流にダムがあれば、ある程度の周期で放水するため、鉄砲水に襲われる恐れもある。
(ダムは放水の際にはサイレンを鳴らすが、サイレンが聞こえる範囲外の可能性も)
人間は膝まで水がきたら身動きを取ることが出来なくなる。
登山靴がすべて水につかってしまう程度の高さの川でも、絶対入ってはいけない。
川で足をとられたら、まず助からないと思った方がよいでしょう。
ましてや大雨で増水し濁った川など言語道断!近づいてはいけない。

あまり整備されていない登山道の場合、道自体が雨水の流れ道となり小川のようになる。
こういった状態になると、水の流れていない登山道の中央部分を避けて歩くことになるが、こういう場合は足を滑らしやすい。
登山靴を選ぶ際は、ある程度底が厚く水が靴の中に入り込みにくいものが良い。

また、雨が降ると石や木が大変滑りやすくなるので、よく足下を確認して歩くこと。
雨の中でコケると、なんともいたたまれない惨めな気持ちになりますヨ。

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[晴れている際は歩きやすい木製の階段。けれど雨が降ると途端に足を滑らしてしまう恐怖の階段に。]

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前日が晴れていても、赤土主体の山の場合は水はけが悪く、画像のように滑りやすい状態になっていることがよくあります!
こういう場所は前に通った人の滑り跡がついているものですから、よく登山道を観察しながら歩くことです。

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